2007年6月22日金曜日

「報道は真実」 本紙への名誉棄損訴訟 ルミエール側の訴え棄却

 札幌市白石区の特別養護老人ホーム「ルミエール」を運営する社会福祉法人公和会(長沼政幸理事長)が、施設内で虐待があったとする事実無根の内部告発と報道で名誉を傷つけられたとして、同ホームの介護職員と北海道新聞社などに計一千五百万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決が十一日、札幌地裁であった。竹田光広裁判長は、公和会側の請求を棄却した。
 判決理由で、竹田裁判長は「記事にはいずれも公益性がある。さらに真実と認められるか、真実と信じるに相当の理由もある」と述べた。
 判決によると、職員二人は二○○四年七月ごろ、施設内で虐待があったと内部告発し、道新は同年八月から翌○五年二月にかけて、虐待疑惑に関する報道を行った。
 また、この職員二人が「内部告発後、施設側から嫌がらせを受けた」として、公和会に慰謝料計二百万円を求めた訴訟の判決も十一日言い渡され、竹田裁判長は請求を棄却した。

(北海道新聞より引用)

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