札幌市白石区の「向島囲碁サロン」で囲碁を学んだ江別市出身の鈴木伸二君(17)と伊藤優詩(まさし)君(16)=ともに東京在住=が今春、プロ棋士としてデビューすることになり、4日、同サロンで祝賀会が行われた。2人は「国際戦で活躍できるような棋士になりたい」と声をそろえた。
鈴木君が囲碁に興味を持ったのは、人気漫画「ヒカルの碁」がきっかけ。小学六年のころから同サロンに通い、十四歳のときに上京し、岩田一・八段の内弟子になった。
伊藤君は小学五年のときから、同サロンに通い始めた。最初は弟の付き添いだったが、囲碁の奥深さに興味を持ち、同じく十四歳のときに上京。高林拓二・六段の内弟子になり、実力を付けてきた。
プロ棋士になるには、プロ棋士の内弟子として学びながら、日本棋院や関西棋院の院生になり、腕を磨くのが一般的。鈴木君は昨年十-十一月に日本棋院で行われた十六人総当たりの「冬季棋士採用試験」で一位(十三勝二敗)になり、伊藤君も同じ試験で二位(十勝五敗)に入り、プロ棋士に採用された。今回の試験でプロになれたのは二人だけだったという。
祝賀会は二人の帰省に合わせて開かれ、同サロンに通う囲碁ファン約三十人が祝福した。
鈴木君は「早くタイトルを取りたい」と活躍を誓い、伊藤君は「二位に入ったときは驚いた。目標はタイトルです」と話した。
一つの囲碁サロンから同時に二人のプロ棋士が誕生するのは珍しい。指導した向島智朗さん(40)は「山下敬吾九段や依田紀基九段らも北海道出身。彼らに続き、子どもたちの目標になるような棋士になってもらいたい」と期待していた。
(北海道新聞より引用)
0 件のコメント:
コメントを投稿